今いる『環境』『状況』を変えたいと思ったら一番に読む本『仕事は楽しいかね?』【読書メモ】
考えすぎずに遊び感覚で試してみよう。
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タイトルに『仕事』というワードがあるように、「働いている人向けなのかな?」と思いがちですが全くそんなことないです。
・「今の環境や状況に違和感がある」
・「どうやったらうまく、楽しく生きられるんだろう」
・「一日中悩んで結局何もできない」
といった方にはオススメです。
また、私なりにこの本で伝えたいメッセージは「考えすぎずに遊び感覚でいろんなことを試し続けよう」ということだと感じました。
このメッセージに興味がある方もぜひ読んでみてください!
詳細
タイトル:仕事は楽しいかね?
著者名:デイル・ドーテン
発売日:2001/12/1
ページ数:181p
出版社:きこ書房; 第32刷発行版
価格:定価 1,404円、Kindle Unlimited 0円
著者 デイル・ドーテン
1950年生まれ。アリゾナ州立大学大学院(経済学)卒業後、スタンフォード大学大学院で学ぶ。1980年、マーケティング・リサーチ専門会社、リサーチ・リソーセス(Research Resources)を起業し、マクドナルド、3M、P&Gなど、大手優良企業を顧客に持つ全米でもトップレベルの会社にまで成長させる。
1991年、新聞に執筆したコラムが好評を博し、執筆活動を開始。現在米国を代表する人気コラムニスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
『まんがで変わる 仕事は楽しいかね?』より
簡単メモ
(概要や詳細はAmazonページより参照ください➡︎仕事は楽しいかね? (きこ書房))
まぐれを活かす
遊び感覚で色々やって試行錯誤を繰り返す。注意してみればいろんなところに偶然は転がってる。
とりあえず動く
多くの人が「計画通りの結果になるものはない」という決まり文句に納得するのに、相変わらず計画を立てることに崇め奉っている。つまり、ずっと考えていないでとりあえず行動してから考えたほうが早い。
サマセット・モーム(イギリスの小説家)
「小説を書くためのルールは3つある。残念ながらどんなルールかは誰も知らない。」
「小説」というものを研究しても小説家になれないように、「成功」を研究しても成功は手に入らない。
みんな成功した人の右へ倣えしようとするけど、成功するというのは右へ倣えをしないこと。
上と同じで、
「他人を凌駕する人材」になろうとしているけど、それを他人と同じような人間になることで達成しようとしている。
➡︎そこで相当頑張っても、その業界の上位10パーセントに入るくらい。
他人をしのぎたいと思うなら、まず最初に越えるべき、だけど一番難しいステップは、「並みの人」を辞めること。
成功のゲームをするためなら、人は懸命に、より良くなろうと、常に違った自分を目指さなければならない。それはつまり、たえず「試し」続けること。
そして、他人を凌ぐ二つのルールは
「適切な時間とか完璧な機会というものはない。」
「一か八かの賭けをしないなら、チャンスは一度も来ない。」
フルート奏者 ランパル
『完璧でも次の日はさらに素晴らしい演奏をする。』
➡︎ つまり、完璧ではまだ不十分で試してみる価値がある。
試してみることが全て上手くいく、全ての決定が素晴らしいということはない。
ただ、ろくでもないアイデアだとわかったとき、君は元の場所に戻ることはない。必ず何かを学ぶから。学ぶことが何もなかった時は、その前にしていたことに高い価値を置くべきだってこと。そういう意味で試してみることに失敗はないというのは真実。
今やることリストを作る
❶ 仕事で失敗したことを書き出す。
❷ 問題点を書き出す。仕事に関してのイライラを全て残らず書く。
❸ 最後に仕事に関してやっている全てのことリストアップする。
あらゆることを変えるにはあらゆることとは何かをリストを作る必要がある。
問題は、自分がどんなにその問題を解決するチャンスが生まれるということ。問題を解決しようとして取り組んだり、克服したりしようとすることが大事。
問題と向き合い、どう振り払うかを集中して考えていただけ。大事なのはここで、論理立てて考えれば問題は必ず解決できるわけではないということ。
解決策というものは、後から振り返ってみると簡単に見つけられそうに思えるものだってこと。
試すことは簡単だが「変える」のは難しい。
活用できそうなものは活用し、拝借できそうなアイデアがないかあちこちさがすこと。
失敗をしっかり捉えて、そこからの改善を見つめ直す。ビジネスにもつながる。サムライのように。