新しくできた市民交流プラザの図書館の評価は!?

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2018年10月7日に札幌に新しく『市民交流プラザ』ができました! ====

「市民交流プラザ」って??

お時間がある方はこちらをご覧ください。

札幌市民交流プラザを紹介します



新しくできた「市民交流プラザ」って結局どういう場所なのでしょうか?

 公式ホームページには、以下の3つの複合施設とあります。

●国内外の優れた舞台芸術やさまざまな公演を鑑賞できる
「札幌文化芸術劇場 hitaru」


●市民の文化芸術活動をサポートし、札幌の文化芸術を支え、育てていく
「札幌文化芸術交流センター SCARTS」


●都心に集う人々に仕事やくらしに役立つ情報を提供する課題解決型図書館
「札幌市図書・情報館」


の3つからなる、複合施設です。

 


そして今回は3つ目の「札幌市図書・情報館」に行ってきましたので、札幌市の社会人視点から簡単にレビューしたいと思います。

簡単な概要

[ 開館時間 ]

平日 9:00〜21:00(調査相談受付は20:00まで)
土日祝 10:00〜18:00(調査相談受付は17:00まで)
休館日 毎月第2・4水曜日、年末年始(12月29日~1月3日)、その他臨時休館あり

[ 場所 ]

〒060-0001
札幌市中央区北1条西1丁目 札幌市民交流プラザ1、2階

[ 電話番号 ]

TEL:011-208-1113
FAX:011-208-1110

[ 交通アクセス ]

大通駅地下街オーロラタウンから直結(地下歩行空間からオーロラタウンに入り、テレビ塔の方向に真っ直ぐ進み、無印良品の正面、マクドナルドの手前で左手に曲がれる通りがありますので、曲がり、進むと案内があります。)

[ 駐車場 ]

図書館の専用駐車場はないです。
市民交流プラザの有料駐車場Timesがあります。(プラザ東側、北に向かう一方通行の創成川通り側から入場)289台の駐車が可能(24時間)。

[ 飲食 ]

1階は食べ物の持ち込みが可能で、2階は飲み物のみです。
1階のカフェ(MORIHIKO(モリヒコ)には図書館の本を持ち込むことも可能です。(持ち込む場合は係員さんに言いましょう。))

Wi-Fi

Sapporo City Wi-Fi(メールアドレスを登録すれば無料で使えます。30分で接続が切れますが何回でも接続可能です。)

[ コンセント ]

予約席にあり。
グループ席(GRP)にはテーブルの下に3つあります。

[ 席数 ]

1階が約30席、2階が約170席あります。
2階フロアの個人席(一部除く)、2~4人で使用するグループ席、静かに読書を楽しめるリーディング席など約90席程度を予約席とし、うち約40席が事前にWeb予約できる席、残りが来館して確保できる席となります。

[ 席の利用 ]

一部の席は予約が必要です。
予約に関してはこちらから
➡︎座席予約、イベント予約 | 札幌市図書・情報館 | 札幌市民交流プラザ

[ 貸出 ]

やっていません。そのため、いつでも全ての本を読めます。

[ 図書返却ポスト

札幌市内の他の図書施設から借りた図書を返却できるポスト。
屋外にあり、24時間返却可能です。創成川通(国道5号)から入った車寄せ付近にあります。
※下記のものはポストへ返却できません。
・視聴覚資料(CD、DVD等)
・付録(CD、CD-ROM等)つき図書
・超大型絵本
・紙芝居舞台

[ その他 ]

・札幌市の他の図書施設から取り寄せた本の貸出・返却は可能。
・文学・児童書・絵本のコーナーはないです。
コピー機2台有り(白黒10円/枚、カラー50円/枚です。)。
・新聞は、全国紙のほか、仕事に役立つ専門新聞など90
・雑誌は、一般雑誌のほか、仕事に役立つ専門雑誌など600種類
・起業、経営、法律などの専門機関による臨時相談窓口も定期的に開きます。
➡︎イベント情報 | 札幌市民交流プラザ

[ 注意 ]

・インターネット閲覧用の端末はご用意しておりません。
・持ち込み資料だけによる自習のための席の利用はご遠慮いただいています。
・ごみ箱は設置していないので、ごみはお持ち帰りください。
・居住地、学校、勤務先が札幌市以外の場合はカードを作ることができないので、カウンターに行って住所や名前などを書いて、予約席を予約するためのパスワードを発行しましょう。(本を読むだけであればカウンターに行く必要はないです。)





参考サイト(図書・情報館でできること | 札幌市図書・情報館 | 札幌市民交流プラザ

利用者層は?

席に座ってガチガチに作業している層はスーツを着た社会人が多く、その次に大学生など資格やらの勉強をしている人が多い印象でした。

読書している層は主婦層から学生、高齢のおじさんやOLさんなど幅広いです。


まだできたばかりで情報がそこまで出回っていないため、今後学生がますます増えてくると思います。

ここがすごい!!

話し合いができる!

ただ本と席が用意されているだけではありません。グループ席(GRP)やミーティングルーム(MTR)も用意されているため、大学でのゼミ活動や友達と何か新しいことをする際の話し合いにも最適です。(これらの席は予約制となっています。)

今後アクティブラーニングに欠かせない場所になるのではないでしょうか!

なんと言っても無料!

札幌では無料で使える施設が少ないです。特にグループワークや会議ができたりする場所は本当に少ないです。

学生にとっても気軽に使いやすく、札幌の活性化に欠かせない場所になるのではないでしょうか!

予約制だから独占がなくなる!

これは良い点でも悪い点でもあるのですが、席を利用する場合は予約が必要で、一度に利用できる席時間が決まっています。

そのため、一日中一つの席を独占して使うことができないので、埋まっているからといって帰る必要はなく、時間が来るまで待てば利用できる仕組みになっています!

新聞、雑誌の数が多すぎる!

新聞は、全国紙のほか、仕事に役立つ専門新聞など約90種、
雑誌は、一般雑誌のほか、仕事に役立つ専門雑誌など約600種類をそろえています。

海外の情報誌などもあります。

最新の本が多数揃っている

落合陽一さん「日本再興戦略」や堀江貴文さんとの共著である「10年後の仕事図鑑」、個人的に好きな尾原さんの「モチベーション革命」など揃っていました。
これらの本は借りることができないので、他の方が読んでいない限りいつでも読むことができます。

最後に

よく大学や札幌市内の図書館を利用するのですが、個人的に思うここの良い点は、
 ① 大通にあるので、少し時間ができたときに気軽に立ち寄れる。
 ② 無料でWi-Fiが使える。(時間無制限です。札幌だと無料で気軽に使えるところは赤レンガテラスくらいでしょうか。)
 ③ ワーキング席にも何種類かあり、毎回違った楽しみがある。(正面が窓で、そこから創成川を見れるリーディング席(RDG)もあります。)
 ④ コンセントが用意されている。(一般的な市の図書館では基本的にコンセントがあっても使ってはいけない場合が多いです。)
 ⑤ 予約席は時間が決まってるからこそいい!?(時間が決まってることで時間内に終わらせようという意識が生まれるので、何か学ぶ際にも効率が上がったり、知らない人とカフェに行くとなると、ついつい長居してしまうという問題も解決できます。)
 ⑥ 無料ロッカーがあるので、買い物帰りでも安心!(荷物が多いと周りを気にしたり、場所を取ったりと本を読むのに集中できません。ところが、数に限りはありますが無料で使えるロッカーがあるので、そこに預けましょう!)

今後ますます利用者が増えてくると思いますが、マナーを守り、成長の場としてうまく活用していきましょう!